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2022/09/30 01:44

前回の続き、精製のお話になります。

コーヒーの精製、ナチュラルとウォッシュトには、メリット、デメリットがあるので良いとこ取りを目指してブラジルで開発されたのが【パルプドナチュラル】になります。

まずはパルパーと呼ばれる機械で果肉を取り除き、生豆をおおっている、ぬるぬる(ミューシレージ)を残したまま乾燥させます。

果肉を取った状態でナチュラルのように乾燥させることで、乾燥の時間短縮になり、残ったミューシレージが甘さを出してくれます。



🔼メキシコ(レッドハニー)の生豆


🔼別のメキシコ(レッドハニー)の生豆


🔼コスタリカ、ジャガーハニーの生豆(レッドハニーぐらいかな?)

同じハニープロセスでも色合いが全然違いますね!

ナチュラルと同じでムラがあるのと、焙煎度みたいに自己申告になるので、農園や乾燥具合によって見た目は結構変わってくるみたいです。


そして、【ハニープロセス(精製)】はコスタリカやパナマなどの中米で研究され、ミューシレージリムーバーと呼ばれる機械で、ぬるぬるをある程度取ってしまいます。

この時にミューシレージ(ぬるぬる)をどこまで残すかで味わいが変わってくることを利用して、それぞれ呼び名を変えています。

ホワイトハニー➡️ミューシレージ90%ほど除去

イエローハニー➡️半分ほど除去

レッドハニー➡️ミューシレージ25%ほど除去

ブラックハニー➡️ほとんど取らない

ミューシレージを残すほど生豆の色が濃くなるので、見た目からの呼び名になっています。


ハニー精製のメリットとしては、

・乾燥時間が短い

・発酵槽を使わないので水による発酵臭が付くことが無い

・ウォッシュトより甘さやなめらかさが出る

・ナチュラルよりクリアで酸が明るくなる

・味わいのコントロールが出来る


デメリットはあまり無いですがあえて書くなら…

・パルパーやミューシレージリムーバーの機械を導入しないといけないので、価格が少し高くなりがち

・ナチュラルのように乾燥をしっかり管理しないと美味しくならない

・ウォッシュトほど精製度が高くないので、豆ごとのバラつきや、欠点豆は入ってしまう。

・ほんの少し商業的な側面があるかも(ハニー精製といってもハチミツは一切使っていません😂)


個人的にメリットとしては、味わいのコントロールが出来るのが大きいのかなと思います!

スペシャルティコーヒーとして付加価値を付けるというところで、クリアで甘さが出せるっていうのはアピール度が高いです。


上手に管理しないと美味しくならないのは他の方法でも同じですし、大きなデメリットは実はそんなに無いかもしれません。

そして今は他にも色んな変わった精製方法が出来てきていまして!

ハニープロセスなんかはまだ可愛いもんです。


アナエロビックファーメンテーション(嫌気性発酵)、カーボニックマセレーション、ダブルファーメンテーション等々…

ややこしすぎてとても書ききれないですし、今のところ取り扱いも無いので、また取り扱いする時にでも調べて書いてみます✍️


ブログ意外としっかり読んでもらえたり、更新楽しみにしてますと言っていただけたり、とても励みになっています。

ちょこちょこと注文もいただいていて、応援もしてもらい本当にありがたくて幸せ者だと痛感しています🙏😭

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