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2023/02/04 01:28
コーヒー豆をミルで挽くときに出る細かい粉、これを微粉と言います。
コーヒー豆は、そのままお湯を注いでも抽出出来ないので、すりつぶしたり、カットしたりすることで小さくしてお湯に成分が溶け出るようにします。
その時にどんなに良いミルでも大きい粉と小さい粉に分かれてしまうんです。
(これを粒度分布と呼んで、良いミルはバラつきが少なく、安いミルはバラバラに仕上がります😱)
そして粒が揃っているほうが、成分が均等に抽出されてより狙った味を出しやすくなります。
逆に微粉の多いバラバラなほうが、成分の抽出がバラバラに、特に微粉は過抽出になりやすく、苦味や渋味などの雑味が出やすくなってしまいます。
『ではどうすれば良いのか?』
目の細かいふるいを使って、前後左右にふりふりしてあげると細かい微粉をしっかり取り除くことが出来ます。
最近はパウダーコントロールと呼ばれる専用の器具も販売されていて、使い勝手も良いみたいです。
でもここで注意点が!
微粉を取り除けば取り除くほど、スッキリとした味わいになって酸味がはっきりとして、キリッとクリアなコーヒーになってきます☕️
ただ逆に言えば、濃厚なコク、なめらかさや甘さとは離れていってしまいます。
あくまで微粉を取るのはスッキリしたコーヒーにしたいときや、雑味が気になるとき、苦手なコーヒーを飲みやすくしたいとき等、今の味わいを変えたいときに試してみるのが個人的にはオススメです。
美味しいコーヒーなら微粉を取らないほうが、より色んな味わいを楽しめます!
もちろんミルの性能や、好みでも変わってくるので微粉のことを知らなかった方は一度試してみてください。
スッキリ、キリッとしたコーヒーに仕上がりますよ😊